【お悩み別】ヨーグルトを食べるのにおすすめの「タイミング」 一覧

公開日:2025.01.27

この記事は、ヨーグルトを食べるのにおすすめの、効果的な「タイミング」について、専門家が解説しています。

今回の回答者
近藤慎太郎先生

近藤慎太郎先生

近藤しんたろうクリニック院長で、医師兼マンガ家。
北海道大学医学部を卒業し、東京大学医学部医学系大学院を修了。日赤医療センターや東京大学医学部附属病院での経験を積んだ後、山王メディカルセンターでは内視鏡室長を務め、クリントエグゼクリニックの院長を歴任。医師としては消化器専門医として多くのがん患者を診療し、年間2000件以上の内視鏡検査・治療に携わるほか、内科医としても多くの感染症患者を診察。

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ヨーグルトに関する様々な基礎知識を、網羅的に知りたい方は以下の記事をご覧ください。

1.ヨーグルトを食べるなら「朝?夜?」「食前?食後?」

ヨーグルトは、「朝」や「夜」などの時間帯においてこのタイミングに食べた方がよい、という明確なものは特にありません。
むしろ、タイミングよりも習慣化しやすい時間帯に、毎日継続して食べることが大切です。

ただ、習慣化しやすい時間が特に思い浮かばない方や、どの時間帯にするか迷っているという方向けに、タイミングごとで考えられるメリット・デメリットをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!

【朝にヨーグルトを食べる メリット・デメリット】
メリット
  • 朝に食欲がない方でも、ヨーグルトは食べやすく、様々な栄養を補給できる
  • 乳たんぱく質は睡眠ホルモンを生成する「トリプトファン」を豊富に含んでおり、朝摂取すれば夜に十分に供給できる可能性がある※
デメリット
  • 特に無し

※(出典)メディアミルクセミナーニュースレターNo.35(J-milk 2014)p.4

【夜にヨーグルトを食べる メリット・デメリット】
メリット
  • カルシウムの吸収率は夜の方が高い可能性がある ※
デメリット
  • 一般的に、寝る直前の食事は、消化不良を起こしたり、太りやすくなったりする
  • 夜に食べ過ぎると、胃腸に負担がかかるので、睡眠の質が低下しやすい

(少なくとも、寝る3時間前までに食事を済ませ、その後は控えましょう)

※(出典)Joseph F. et al., J. Clin.Endocrino Metab 92:3230-8(2007)

また、「食前」か「食後」で食べるタイミングを選ぶなら、基本的には「食後」がおすすめです。
ビフィズス菌や乳酸菌は胃酸に弱い性質があるのですが、食後であれば食べ物によって胃酸が中和されているため、空腹時と比べて胃で弱らずに腸に届く期待が高まります。

ビフィズス菌や乳酸菌など外から食品として摂取した善玉菌は 1 度食べたら大腸に定着するというものではありません。
コツコツと継続的に食べれば大腸にビフィズス菌や乳酸菌がいる状態を作り出すことができるため、ご自身が継続しやすい時間に食べて、習慣化することが大切です。

(参考)厚生労働省「e-ヘルスネット 乳酸菌」

ビフィズス菌や乳酸菌が入っている食品について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビフィズス菌と乳酸菌の違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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2.【お悩み別】ヨーグルトを食べるおすすめのタイミング 一覧

食べる時間帯を決めていないけれど、健康目的でヨーグルトを食べようと思っている方は、以下のお悩み別おすすめのタイミングを参考に決めてみるのは、いかがでしょうか。

「食事・カロリーの摂り過ぎで体形が気になる」方におすすめのタイミング!

カロリーや食べ過ぎが気になる方に「朝」か「夜」のどちらがおすすめかに関しては明確なタイミングがありません。
食前・食後であれば「食前」がおすすめです。

朝か夜か「明確なおすすめタイミングはない」

食べ過ぎや体形に限定して、朝・夜どちらがよいという明確なタイミングはありません。
カロリーが気になる方は、無脂肪や砂糖不使用タイプのヨーグルトを選んでみるというのもよいでしょう。

「食前」がおすすめの理由

「食前」にヨーグルトを食べれば、食べ過ぎ防止になりやすくおすすめです。

「体調管理に興味がある」方におすすめのタイミング!

体調管理に興味がある方には、「朝」そして「食後」がおすすめです。

「朝」がおすすめの理由

ヨーグルトは5大栄養素である、「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ミネラル(カルシウムなど)」「ビタミン(A、B群など)」を全て含む栄養バランスのよい発酵食品です。
無脂肪ヨーグルトなど意図的に栄養を調整しているものもあります

朝に食欲がない、朝食を摂る時間がないという方でも、ヨーグルトなら気軽に食べられるうえに、様々な栄養を摂ることができるでしょう。

「食後」がおすすめの理由

空腹状態だと胃酸が強くてビフィズス菌や乳酸菌が腸に届きにくい可能性があるため、ビフィズス菌や乳酸菌によるよい影響を期待したい方は、胃酸が中和されている「食後」に食べることがよりおすすめです。

ヨーグルトに含まれている栄養について、知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビフィズス菌や乳酸菌の違いや特徴について知りたい方は、以下の記事をご参考ください。

(参考)一般社団法人日本乳業協会「乳と乳製品のQ&A」

「睡眠の質が気になる」方におすすめのタイミング!

睡眠の質が気になる方には、「朝」がおすすめです。
「食前」か「食後」のどちらがおすすめかに関しては明確なタイミングがありません。

「朝」がおすすめの理由

乳製品に含まれる「乳たんぱく質」は、睡眠ホルモンを生成する「トリプトファン」を豊富に含んでいます。

トリプトファンを含む「乳たんぱく質」を「朝」に摂取することができれば、夜に十分な量の睡眠ホルモンが供給され、眠りによい影響がある可能性があると考えられています。※
そのため、睡眠の質が気になる方には「朝」がおすすめのタイミングです。

※(出典)メディアミルクセミナーニュースレターNo.35(J-milk 2014)p.4

食前か食後か「明確なおすすめタイミングはない」

睡眠の質に限定して、食前・食後どちらがよいという明確なタイミングはありません。
ただし、前述の通り、ビフィズス菌や乳酸菌によるよい影響を期待するのであれば、「食後」の方がおすすめです。

「お肌の健康が気になる」方におすすめのタイミング!

お肌の健康が気になる方には「夜」がおすすめです。
「食前」か「食後」のどちらがおすすめかに関しては明確なタイミングがありません。

「夜」がおすすめの理由

「カルシウム」は、お肌の健康に大切だと言われています。※
そんなカルシウムは夜の方が吸収率は高い可能性があるとされているため、より効率的に摂取するために「夜」のタイミングを選んでみるものよいかもしれません。※

※(出典)Menon 1994, Mauro 1998
※(出典)Joseph F. et al., J. Clin.Endocrino Metab 92:3230-8(2007)

食前か食後か「明確なおすすめタイミングはない」

お肌の健康に限定して、食前・食後どちらがよいという明確なおすすめタイミングはありません。
ただし、前述の通り、ビフィズス菌や乳酸菌によるよい影響を期待するのであれば、「食後」の方がおすすめです。

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「骨の健康が気になる」方におすすめのタイミング!

骨の健康が気になる方には「夜」がおすすめです。
「食前」か「食後」のどちらがおすすめかに関しては明確なタイミングがありません。

「夜」がおすすめの理由

骨の健康を気にしている方にとって、よく知られている栄養素の1つが「カルシウム」です。
カルシウムは、摂取した分が全て吸収されるわけではないため、体に吸収されやすい可能性があるタイミングで摂取することが、効率的に摂るためのポイントとなります。

実際にカルシウムは夜の方が、吸収されやすい可能性があるという研究結果があります。※
したがって、骨の健康が気になる方には、ヨーグルトを食べるなら「夜」の方がおすすめだと言えるでしょう。

※(出典)Joseph F. et al., J. Clin.Endocrino Metab 92:3230-8(2007)

食前か食後か「明確なおすすめタイミングはない」

骨の健康のみに限定して、食前・食後どちらがよいという明確なタイミングはありません。
ただし、前述の通り、ビフィズス菌や乳酸菌によるよい影響を期待するのであれば、「食後」の方がおすすめです。

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3.併せて知りたい!ヨーグルト豆知識

「おなかの調子が気になる」など何かお悩みがある方は、ご自身のお悩みに合った機能が謳われているヨーグルトを選んで継続的に摂取をするとよいでしょう。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌・乳酸菌の種類や、配合されている機能性を有する成分によって期待できる機能は異なります。
また、それぞれの機能を有する成分によって食べるのにおすすめのタイミングも異なる場合があるので、調べてみるとよいでしょう。

機能性ヨーグルトに、どんな保健機能や成分の例があるのかなどを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

(参考)消費者庁食品表示企画課「特定保健用食品について」
(参考)消費者庁食品表示企画課「『機能性表示食品』って何?」

結論、空腹時や寝る前は食べるのを避けた方がよいです。

空腹時の胃酸が強い状態でヨーグルトを食べてしまうと、ビフィズス菌や乳酸菌が胃の中で減ってしまい腸に届きにくくなると言われています。
白湯一杯でも先に飲んでから食べる方が、胃酸の影響をやわらげられる可能性が高まるでしょう。

また、食事全般に言える話ですが、寝る前の食事は消化不良を引き起こしたり、睡眠の質が低下したりするリスクが高まる可能性があります。
少なくとも、寝る3時間前までに食事を済ませ、その後は控えましょう。

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